2024年草來舎・名古屋展示会のご案内ー終了致しました
※会場の写真は2023年のものです
信州伊那谷の南端、泰阜村に、登り窯を築いて30年以上が経ちました。 泰阜村は陶土には恵まれていませんが、釉薬の原料となる草木や、窯の燃料となる赤松の豊富な自然豊かな村です。
私達はその泰阜の自然の恵みを生かしながら作陶を続けてきました。
林檎園の剪定した林檎の木、無農薬の稲わら、里山の間伐をして得た赤松、それらの灰から釉を仕立て、登り窯で三日三晩焼き込みます。
ガス窯や電気窯と違い、薪の炎をくぐった器は深い色合いを湛え、丈夫さも兼ね備えています。
日々の何げない料理や、野の草花などが似合う器。
鉢やプレート、マグやポットなどの日常の食器と、酒器、花入れなど約300点を展示即売致します。
林檎灰釉の鉢。 林檎の木灰から仕立てた釉は、青白色から青紫色を発色します。 登り窯だからこそ引き出される灰釉の美しさは、どんな料理も受け止めてくれる懐の深さを持っています。
松灰釉の印花大鉢。
夏らしい爽やかな若草色の鉢。 見込みには印花が施してあります。
草來舎の定番、林檎灰釉のプレート。 直径12センチの小皿から、15センチ、18センチ、21センチ、24センチのディナープレートまでご用意。
和にも洋にも使える便利なプレートです。
楕円型の小鉢。 ひとつひとつ手描きの絵が付いています。
林檎灰釉ポット。
昨年好評だった鉄絵のマグと藁灰釉のマグを今年も出品。 マグはこの他にも10種類近くあります。 ぜひお気に入りを見つけてください。
林檎灰釉のスープカップ。 スープカップは150㏄入り、市販のカップス―プにちょうど良い大きさ。 スープではなくティーカップとしてもお使い頂けます。
藁灰釉のスープボウル。 250CC入るたっぷり目のスープボウル。
自然釉蹲花入。
自然釉ワインクーラー。
花入れもワインクーラーも、ガス窯で焼くと白一色になる釉薬ですが、登り窯の炎をくぐり抜け、自然釉や燠に埋もれた焦げ、緋色など、様々な表情が生まれています。 まさに一点もの。
この他にも日々の暮らしに使えるお茶碗や鉢、皿、酒器など取り揃えておりますので、皆様ぜひお誘いあ合わせの上、ご来場ください。 会期中は大越か丸山が在廊しております。 (作家在廊日は下記参照)
◆工房草來舎・作陶展◆
会期 2024年6月11日(火)~17日(月)
時間 11:00~18:00 (最終日16:00)
会場 ギャラリー安里
名古屋市千種区末盛通1‐18 覚王ハイツ1F tel 052‐762‐5800 地下鉄東山線覚王山駅東口2番すぐ ミニストップ隣マンション奥
●作家在廊日 6月11日~16日丸山
6月15日~17日大越