草來舎の定番、林檎灰釉鎬プレートができるまで
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草來舎定番の林檎灰釉プレート。
和にも洋にも使え、重宝する器です。
サイズは直径12㎝から24㎝まで5種類。 (WEBでは12㎝から21㎝までの4種類を販売。24㎝は展示会のみでの販売です)
色が違うのは鉄分の少ない白土と鉄分の多い赤土で作っているから。
同じ林檎灰釉を掛けて焼いても、これだけ発色が違います。
ロクロで挽いて一晩乾燥させ、リムの部分の鎬は1本1本手で削り出しています。
鎬が終わったら高台を削り、成形は完成。
焼成はガス窯で行います。
灰釉の美しさを最大限引き出すには、やはり薪の窯での焼成が一番ですが、熱が強いので薄手の皿は形が歪みやすいのと、なるべく同じ色合いで揃えるにはガス窯の方が向いています。
しかし林檎灰釉は気難しい釉薬。
ちょうどよい色合いになる温度帯が極めて狭く、炎が安定したガス窯でもなかなか同じ焼き上がりにはなかなかなりません。
でも、不安定なのが灰釉の面白さ。その揺れ幅も楽しんでお使い頂ければと思います。
手前は直径21㎝、奥は直径18㎝。 真っ白いプレートとはまた違った雰囲気をお楽しみください。
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